20220115

ちまちまと見返していたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」を最終話まで見終えた。おそらくリアルタイムぶりに見返してみて、主に好きとか恋愛とかrelationshipについての解像度が上がって、自分の中でアップデートされた感覚があったのでできる範囲で言語化して書き残しておこうと思う。(言語化になかなか時間がかかって1週間経ってしまいました。。)

「好き」=「(relationshipとしての)恋愛」だけではないということに気づけたのが、今回見返したことの最大の収穫だったように思います。リアルタイムで放送されていた時には気づけなかった。
「(relationshipとしての)恋愛」というのは、恋愛的なrelationshipを築く相手:例えば恋人として、パートナーとして、夫あるいは妻としてあなたを選ぶということで、つまりは「選択」とも言える。でもこの選択は「好き」だけで説明できるものではないし、「好き」があるから「あなたを選ぶ」とまっすぐな→(矢印)が必ずしも成立するわけではなくて。だからかごめちゃんは、五条さんのことを好きだったけど「ただただ恋愛が邪魔」と言って恋愛には発展しなかったし、とわ子のお母さんはまーさんではなく夫(とわ子の父)を選んだし、これはわたしの考察ですが、とわ子は3人の元夫たちのことをそれぞれに好きなんだけど、relationshipの相手として選択したのは田中さんなんだと思う。そして『あなたを選んで、ひとりで生きることにした』。

(ここまで上手く書けているでしょうか…書きながら自分でもこんがらがっています)

今だって好きな人はいるし、これからだっていろんな人を好きになると思う。でもこれと恋愛は違う。全く違くはないかもしれないけど、必ずしも一致するものではない。無理に当てはめなくていい。
「好き」であることと、恋愛感情を抱くことと、恋愛的な関係性を築くこと、性愛、これらは似ているようではっきり違うものであること。もちろん、これらが全てひとつの矢印で結びつく人もいるかもしれません。わたしの中での感覚。この感覚がドラマを通して少し明瞭になってきて、今とても嬉しいです。

もしかしたらこれ、文章にしようとしたから余計に難しくなっちゃったのかもしれないなあ。Podcastだったらもう少し上手く表現できたかもしれないな。と今更思っています。いつかまた同じ話題を、Podcastでも話すかもしれません。

他にもここには書ききれないくらいにこのドラマの感想があるので、別記事で書くか、Podcastでひとりで喋るか、もしお話してくれる人がいたらPodcastかスペースとかで雑談したい気持ちがあるな〜〜(忘れそうなのでここに書いておく)。

 

今日は仕事を終えて買い物をして帰宅、久しぶりに大相撲中継をちゃんと観た。その日の取組を観る方法はいくつかあるけど、わたしはNHKプラスの大相撲中継をそのまま再生して飛ばしながら観るのがいちばん好きです。会場の雰囲気とか取組前後の時間の流れ方を感じたりとか、アナウンサーと解説の方のちょっとした雑談を聴くのが実はかなり楽しいのだけど、取組だけの動画だとそれが味わえないので。この日(中日)の解説は北の富士さんと、向正面には元琴勇輝の北陣親方。北陣親方の解説がかなり分かりやすくて良かった。そして声も良い。若元春が得意の左で勝てて嬉しい!左が決まった時の若元春は本当に強くてかっこいいなあといつも思います。