20240316

自己紹介をしてください、と言われてつい日記のことをべらべらしゃべってしまった。それくらい今は日記が自分の根幹にあるのかもしれない。でもその日記すらも書くのがしんどいことが続いていて、わたしは一体何をしているんだろう。この先に明るい未来はあるのか?

20240315

てきとうに日記を書くとああいうことを書いてしまうのであんまりよくない。もっと真面目に生きてくださいって思う。何を言ってるんだこいつ。いいことを書くために生きているわけではないけどさあ、もっとなんかいろいろあるでしょうよ。や、なんもないか。

全然違う話なんだけど、嫉妬とかしたくないしされたくないなあって思う。いわゆる恋愛といわれるものによく付き纏うけど、そういうものから今はできるだけ距離を置きたい、そもそもわたしは人と人とのあいだに恋愛を見いだすのが非常に苦手で、だからといって「おひとりさま」として生きてゆくつもりもないの。

という走り書きを残していた。あせるなあせるな。

20240314

銭湯の営業終了後にしか訪れない自由というものがあって、それはMirage Collectiveの4曲目から始まったりする。feat.長澤まさみ。次にどんな曲が流れるかはSpotifyのみぞ知るところなので、長澤まさみとYONCEの直後に「イエベ春♪」だなんて来ることもある。この人の音楽を大音量で聴く機会はそうないから、全然嬉しくはありますがちょっとおもしろかった。

イエベ春、美しい人よ。
誰かが甘く誘う言葉にもう心揺れたりしないで。
「一度や二度は転んでみれば」
ハトムギ玄米月見草ドクダミハブ茶ナンバンキビ。
「ごめん、あのー。事務所にスニーカー送っといたから。タグ付けだけしといて。タグ付け!」
決して譲れないぜこの美学、何者にも媚びず己を磨く。
Cause I don't wanna feel like I'm not me.
丁寧な愛、醒めなくてもいい。
あなたはまだ無知無知無知。

…『スケベなだけで金がない』が流れちゃった時点で他の人たちには確定で変な人と思われているけど、津軽海峡・冬景色とかベートーヴェンが流れなくて良かった。って思ったはずなのに、帰り道で聴いたDA PUMPの『if...』が名曲だったのでプレイリストに追加してしまった。

無理に誰かを愛そうなんて無理無理無理無理!

20240313

新宿から渋谷へ移動する。人が多すぎ。都会って全然苦手だし疲れる。ロフトから楽器屋に向かう途中でコムアイちゃんを見かけて、思わず二度見してしまった。隣にはパートナーと赤子もいた。

ライブハウスに着いた。久しぶりにライブハウスに来て、ライブハウスも実は全然得意じゃないことを思い出した。待ち時間で日記を書くけどうまくまとまらない。書くことがしんどくなっている。ライブは始まってしまえば楽しかった。揺蕩い(たゆたい)と、蠢き(うごめき)と、石橋英子、カネコアヤノ。初めて聴いたGOFISHさんの音楽もよかった。ちょうどピックとカポタストを買ったところだし、また音楽をやりたくなった。

ライブ、すごくよかったし楽しかったはずなのに、なぜだろう今結構しんどい。変わりたい、変われない、変わりたい、代わりがいない、その歌詞が重くのしかかる。カネコみたいに寂しくないとか大きな声で叫びたいけど、全然寂しくて無理。軽率にその寂しさを埋めようとしないところが自分の良さでもあると思ってたけど、なんか全然どうでもいいかも。いい人になりたいわけじゃない。

書くことを続けたいって言ってしまったけど、それは全然本心だけど、それはつまり孤独を選び続けるってことだ。わたしはこれ以上の孤独に耐えられる気がしない。こんなんだけど日記本、完成させられるだろうか。シャワーを浴びるのは明日の自分に任そう。

20240312

予定していたように身体が動かなくて、気づけば午後になって大雨。Podcastで「起きます」とか言った気がするけど全然また寝た。風呂に入ろうとしたら生理が来ていることに気づいて、ここのところのだるさの理由ってこれか、と思ったけど、生理のせいにしちゃっていいのかな。しばらくは大きな風呂に入れないなあ。

家に帰って藤井隆さんを見てたらだいぶ回復した、というかわたしが目指すべきはこういう存在だと思った。あんたなんだ次の番は。誰にも選ばれないわたしは、誰かに選ばれることをもう放棄してもいい頃なのかもしれない。。。

…だめだ、うまく書ききれない。たぶん日本語に疲れている。ナンダカンダもありがたいけど、"Don't change a thing, you are amazing." と言われたほうが今はうれしい。

20240311

同居人が大量のパスタを作っていたので少しだけもらった。わたしもこれからパスタを作るっていうのにさあ。「ひとくちでいいよ」と言ったけど小腹を満たすくらいの量をお裾分けしてくれて、それを食べながら自分用のパスタを茹でる。人の作ったごはんってこんなにおいしいのね、、なんてことない和風パスタだったけど染み入るうまさだった。

徒歩20分の距離を走って帰ってきた別の同居人の話を聞いていたら、さっき買った梅酒の瓶はほぼ終わっていた。大きい瓶を買っといてよかった。

20240310

致死量の恥ずかしさを思い出してしまったり、目の前の不安をつい直視してしまうので「あー」とか「うー」とかごにょごにょ言っている。なんかもう全然よくない。会いたい人に軽率に会いたいと言ってしまって、ふられたときにやってくるこの何とも言えない恥ずかしさに、そろそろ慣れたいというか、さっさと手放せたらいいんだけどな。「俺って何にも言ってねー」って思っておくかあ。無駄なものばかり欲しがって、足りないものはまだ見つかんねー。

味の違うコーヒーを2杯淹れて、お気に入りのグラスに注いで飲むことでなんとか気を紛らわせた。浅煎りのグアテマラは明るく透けてきれいだ。

20240309

コーヒーと植物な日。

緑色のアバウトライフでサンドイッチの朝食、ドリップはMarket Laneのグアテマラ。やっぱりグアテマラって落ち着く、そんな味だった。その後はpammの店舗とSPBS渋谷本店へ、奥渋を歩いたなら葉花には吸い寄せられてしまう。
天気が良くて気分もあがっていたので、nephewでアルコールをテイクアウトしようと思ったけど、クラフトビールはお持ち帰りができないとのことでレモネードのソーダ割りだかレモンスカッシュを注文した。友だちが買った金柑とアールグレイのケーキをひとくち、頬張りながら渋谷駅まで歩いて戻る。

今日の目的は池袋にあるルスルスという植物屋さんのオープンアトリエに行くことで、池袋駅西口でやっと全員の顔が揃った。ルスルスでは主に観葉植物を取り扱っていて、植物を置いてあるスペースと中庭、奥の部屋には個性的な植木鉢がずらっと並んでおり、気にいった植物を気にいった器に植えてもらうことができた。ひとりは赤い花の咲くふわふわの植物(名前を忘れた)を青い器に、もうひとりは自宅にある植物を植え付ける用のコルクを購入。わたしはぽってりした黄色い器にマドカズラを植えてもらった。マドカズラを見て「葉っぱに穴のあく様子を観察するのが楽しそう」とコルクの友人、その視点はなかったなあ。

予約していたレストランまでは二駅、計算したら時間もお腹の減り具合もちょうど良くなりそうだったので歩いていくことにした。歩きながらそれぞれが持ち寄ったお土産を交換。わたしは前回コルクの友人に渡しそびれた誕生日プレゼントの本を渡した。広島菜カレーとトマトほうとうをゲット。

東長崎はカドタで夕食。フライドポテト、ソーヴィニヨンブラン、今日も今日とてオレンジワイン。ふきのとうと芽キャベツのフリットがあまりにも春の味だ、みなさん、今日からは堂々と季節を春と呼んでいきましょう。
お腹を満たしたあとはもちろんマイアへ、せいぎさんにかっこいいアートのラテを淹れてもらう。まだ日記を更新してないことをここで思い出したけど、布団の中で書いた下書きをこのままアップしていいものか判断できる能力はカドタに置いてきたのでふたりに見てもらった。「おもしろいじゃん」って言うからそのまま公開ボタンを押した。

ドーナツやカヌレでお腹に追い打ちをかけながら、それぞれの心の隅の話をした。部屋の片隅でくすぶる熱。あの子の目の奥はいつも何か信じているようで、そらせない。