20240305

『変わり続ける君を変わらず見ていたいよ』というフレーズを久しぶりに思い出して、わたしがこうして日記を書き続けているのは、変わり続ける日々のこと、そしてわたし自身のことを、変わらずあなたには見ててほしいからかもしれないと思った。うんざりしたり期待したり忙しい心、あなたには知られてもいいんだけど、でも。簡単に手放せないってちゃんと分かったから、そろそろ手を離してもいい頃なのかも、と何度でもよぎってしまうけど、それでも踏み込むことをまだ諦めきれない。「踏み込む」ってむずかしいことのように思えるけど、例えばこれを「愛のままにわがままに、僕は君だけを傷つけない」なんて言い換えることができたなら、いつか実践できる日が来るんじゃないかと、根拠もなく信じたくなってしまうんだ。たくさん失う、花も枯れてゆく、それでも僕は君を待ってる (don't make me wait too long)。

雨の日のジンジャーチョコレートケーキとコーヒーミルク、探しても見つからない赤いボールペン、商店街のなめらかワンタン麺。アップリンク吉祥寺で『枯れ葉』をやっと観た。できれば寝不足でない時に観たかった。