20240304

「春になったら、」というテーマでひとつ文章を書かなきゃいけなくて、本当は〆切が今日なんだけど、なんだけど、ちょっと煮詰まっているのか全然文字数が進まない。調子がいい時は「エッセイなんていくらでも書けるぞ〜」という気持ちになれるんだけど、いざ書いてみると難しいよな。そういう時にこそ誰かの書いた真新しいエッセイを読みたくなって、最果タヒの新刊『無人島には水と漫画とアイスクリーム』と蟹の親子さんの『脳のお休み』を買ってみた。

どこかでコーヒーを一杯飲んでから図書館で作業をしようと思い、西新宿のスワンプへ。今日は月曜日だからじょーじくんがカウンターにいるはず。まだ長野に住んでいるころ、初めてスワンプに行った日にコーヒーを淹れてくれたのも彼で、その後普段働いている焼き菓子屋さんでもあいさつしたことがあった。スワンプは常連さんが多くて、お客さんは皆じょーじくんと話しに来ているようにも見える。「ルワンダのコーヒーは芋っぽい匂いのすることがあって、」と土の匂いのする挽き豆を嗅がせてくれた。ルワンダのドリップは時間が経って温度が下がるほど美味しくなった。端っこの席でじょーじくんとおしゃべりしつつ、昨日の日記と春の文章を書き進める。春の文章は今週中に提出してくれれば大丈夫よ、と連絡があったので、落ち着いて書けそうな気がしてきた。書くことってしんどいけど楽しいくて、最悪で最高。